DTF vs SILK SCREEN
DTFプリントとシルクスクリーンの違い
費用の考え方・向く枚数・色数・仕上がり・耐久・納期を比較
結論から言うと、少量・フルカラー・濃色生地ならDTFプリント、同じ単色デザインを大量に刷るならシルクスクリーンが向いています。 分かれ目は「版を作るかどうか」。版代がかからないDTFは1枚目から単価がはっきりしており、版を作るシルクスクリーンは枚数が増えるほど1枚あたりが下がります。
1枚〜少量・フルカラー・写真・濃色生地
DTFプリントが向いています
同じ単色(少ない色数)のデザインを大量に
シルクスクリーンが有利になりやすい
迷ったら
「色数」と「同じデザインの枚数」で決める
※ 書いた人:DTF PRINT WORKS JAPAN(福島県会津若松市でDTFプリントの自社設備を運営する出力所)。当社はDTF専門で、シルクスクリーンは行っていません。シルクスクリーンについては一般的な特徴として記載しています。
比較表:DTFプリントとシルクスクリーン
項目ごとの一般的な特徴です。シルクスクリーンの費用・日数は業者や色数によって大きく異なるため、数字は載せていません。
| 項目 | DTFプリント | シルクスクリーン |
|---|---|---|
| 費用の考え方 | 版が不要。シート単価×枚数+送料だけで、1枚目から単価がはっきりしている | 色数ぶんの版代(製版費)+刷り代×枚数。版代を枚数で割るので、枚数が多いほど1枚あたりが下がる |
| 向く枚数 | 1枚〜中ロット。サンプル・少量の追加・デザイン違いの混在に強い | 同じデザインのまとまった枚数。少量だと版代の割合が大きく割高になりやすい |
| 色数 | フルカラー(CMYK+白)。色数が増えても費用は変わらない | 1色ごとに版が必要。色数が増えるほど費用と手間が増える |
| 仕上がり | 写真・グラデーション・細かい色の変化を再現しやすい。生地の上に薄い膜がのる | インクに厚みとはっきりした発色が出やすい。グラデーションや写真調は不得意 |
| 耐久 | 当社のDTFは洗濯50回以上のテストをクリア。耐久性は圧着のしかたで変わる | 一般に耐久性が高い方式とされる。インクの種類や刷り方で変わる |
| 納期 | 版を作らないので短納期にしやすい。当社は通常2〜3営業日、条件付きで当日出荷 | 製版の工程があるぶん日数がかかりやすい。日数は業者・枚数・色数により異なる |
| 濃色・黒の生地 | 白インクを下地に敷けるので、黒地でもフルカラーが鮮やか | 下地の白を刷るなどの処理で対応。そのぶん版が増える |
※ 表は横にスクロールできます。
DTG(生地への直接印刷)・昇華転写を含めた比較は料金表・他工法との比較にまとめています。
費用の考え方:枚数でどう変わるか
DTF
シート単価 × 枚数 + 送料
版代がないので、1枚でも50枚でも計算方法は同じです。枚数が増えると単価の段階が下がります。
SILK SCREEN
版代(色数ぶん)+ 刷り代 × 枚数
版代は枚数に関係なくかかるので、少量だと1枚あたりの負担が大きく、大量だと小さくなります。
当社のDTFシート、枚数別の総額(税込)
A3判フルカラーシートの代金+送料(全国一律¥800)です。料金表と同じ公式の単価で計算しています。
1枚
¥3,400
¥2,600×1枚+送料¥800
10枚
¥15,800
¥1,500×10枚+送料¥800
30枚
¥39,800
¥1,300×30枚+送料¥800
50枚
¥63,300
¥1,250×50枚+送料¥800
- ※ A3判(297×420mm)1枚に、複数の図柄を並べることもできます(胸ロゴを何個も並べる等)。
- ※ 上はプリント済みシートの代金です。Tシャツ本体(ボディ)や、圧着まで任せる加工代行は別途お見積もりです。
- ※ 100枚以上は要相談です。最新の単価は料金表をご確認ください。
どんな人にどちらが向いているか
DTFプリントが向く人
- イベント・サークル・チームで、数枚〜数十枚だけ作りたい
- 写真やイラスト、グラデーションなど色の多いデザインを使いたい
- 黒や濃い色のTシャツ・パーカーにフルカラーで入れたい
- 名前や背番号などデザイン違いを何種類も作りたい(1シートに複数の図柄を並べられる)
- プレス機を持っていて、プリント済みのシートだけ仕入れて自社で貼りたい
シルクスクリーンが向く人
- 1〜2色程度のロゴを、同じデザインで大量に刷りたい
- 販売用など、同じ柄の追加生産を長く続ける予定がある
- インクの厚みのある、昔ながらのプリントの風合いが欲しい
クラスTシャツのように「数十枚・色の多いデザイン・予算を抑えたい」場合は、シートだけ買って自分たちで貼る方法もあります。クラスTシャツを自分たちで作る方法
DTFで作るときの流れ
- 01
データを用意する
背景を透明にしたPNGなどで、原寸350dpi以上を目安に作ります。白の下地(白版)は当社で自動生成します。入稿データの作り方
- 02
枚数を決めて見積もり・注文
A3判1枚から。料金はシート単価×枚数+送料(全国一律¥800)です。料金表
- 03
シートが届く(または加工代行)
通常2〜3営業日で発送。午前中のご注文・完全データ入稿・シート出力のみなら当日出荷に対応します。即日出荷の条件
※ 当日出荷は「発送まで」のお約束です。お届け日数は配送地域・交通事情により変わります。
よくある質問
Q.DTFプリントとシルクスクリーンの一番の違いは何ですか?
A.版を作るかどうかです。シルクスクリーンは色ごとに版を作って刷るため、版代がかかるかわりに同じデザインを大量に刷ると1枚あたりが安くなりやすい方式です。DTFプリントは版を作らずフィルムに印刷して熱で転写するため、1枚から単価がはっきりしており、色数が多くても費用が変わりません。
Q.何枚からシルクスクリーンのほうが安くなりますか?
A.一概には言えません。シルクスクリーンの版代や刷り代は業者・色数・サイズによって大きく違うためです。目安としては「色数が少なく、同じデザインの枚数が多いほどシルクスクリーンが有利」「色数が多い、または枚数が少ないほどDTFが有利」です。実際の枚数と色数で、両方の見積もりを比べるのが確実です。
Q.フルカラーや写真のデザインはどちらが向いていますか?
A.DTFプリントが向いています。CMYK+白のインクで印刷するため、写真・グラデーション・細かい色の変化をそのまま再現でき、色数が増えても費用は変わりません。シルクスクリーンは1色ごとに版が必要なため、色数が多いデザインは費用と手間が大きくなります。
Q.DTFプリントは洗濯ではがれませんか?
A.当社のDTFプリントは洗濯50回以上のテストをクリアしています。ただし耐久性は圧着のしかたで変わり、家庭用アイロンで貼った場合は業務用の熱プレス機より、洗濯を重ねるとはがれやすくなることがあります。
Q.DTF PRINT WORKS JAPANではシルクスクリーンも頼めますか?
A.当社はDTFプリントの専門店です(シルクスクリーンは行っていません)。DTFのシート出力・販売、ボディ販売、加工代行に対応しています。単色×大量ロットでシルクスクリーンのほうが合いそうな案件は、その旨も含めてご相談ください。
「DTFとシルク、どっちがいい?」もご相談ください
デザインと枚数をお知らせいただければ、DTFでの料金をすぐにお出しします。お見積もりは無料です。
メールの場合は info@dtf-print.work まで。