HOW TO CHOOSE

DTF出力代行の選び方。
発注前に比べる7つのポイント。

DTFプリントのシート出力・出力代行は、業者によって料金の数え方も納期条件もデータの扱いもバラバラです。 このページでは、自社でDTF設備を運営する出力所の立場から、発注前に確認すべき比較ポイントを整理しました。 どの業者に頼む場合でも、そのまま使えるチェックリスト付きです。

最終更新: 2026年7月20日|執筆: DTF PRINT WORKS JAPAN(福島県会津若松市のDTF出力所)

比較ポイントは7つ

01

料金体系 — 「シート単位」か「サイズ単位」か

DTF出力の料金は大きく2方式あります。A3判などのシート単位で買う方式と、デザインの面積(cm²)単位で払う方式です。小さいデザインを複数まとめて面付け(ギャンギング)できるなら、シート単位のほうが1点あたりの単価を下げやすくなります。逆に大きな1点物だけなら、サイズ単位が割安になることもあります。自分の使い方でどちらが安いかを試算しましょう。

02

版代・初期費用の有無

DTFはもともと版を使わないプリント方式です。それでも見積もりに「版代」「初期費用」「データ製版料」が乗ってくる場合があるので、総額で比較してください。リピート発注時に前回データの保管料や再入稿の手間がかかるかも確認ポイントです。

03

数量スライドの単価 — 少量と量産の両方を見る

1〜5枚の少量単価と、50枚・100枚時の量産単価は業者によって差が出ます。今回の数量だけでなく、事業として続けて使うなら「増えたときにいくらになるか」まで見て選ぶと、あとで乗り換えの手間がありません。

04

納期と即日対応の条件

通常納期(営業日ベース)に加えて、急ぎ対応の条件を確認します。即日・当日出荷をうたっていても、「締切時刻(例:午前中まで)」「完全データ入稿(修正不要の完成データ)」などの条件付きが一般的です。条件を満たせる体制が自社にあるかで、実際の納期は変わります。

05

送料と発送拠点の場所

送料が全国一律か、地域別・数量別かを確認します。また、出荷後の輸送日数は発送拠点との距離で決まるため、急ぎの案件が多いなら自社から近い出力所を選ぶのも合理的です。

06

データ入稿の条件と白版対応

対応形式(PNG・AI・PSD・PDFなど)、推奨解像度、カラーモード(CMYK/RGB)の扱いを確認します。特に濃色生地用の「白版(ホワイトインクのデータ)」を自分で作る必要があるか、背景透過PNGから自動生成してくれるかは、作業時間に大きく効くポイントです。

07

品質の根拠 — 耐久テストと濃色対応

「高品質」の言葉だけでなく、根拠を確認しましょう。具体的には、洗濯耐久のテスト回数、白インク下地による濃色生地でのフルカラー再現、サンプル提供の可否などです。継続発注の前に1枚テスト注文して、実物で発色と耐久を確かめるのが確実です。

そのまま使える質問チェックリスト

見積もり依頼のメールに、次の7つをコピーして貼るだけで、業者間をフェアに比較できます。

Q1

料金はシート単位ですか? デザインサイズ単位ですか?

Q2

版代・初期費用・データ製版料はかかりますか?

Q3

1枚だけの注文と、100枚時の単価をそれぞれ教えてください

Q4

即日・当日出荷の条件(締切時刻・データ条件)はありますか?

Q5

送料は一律ですか? 発送拠点はどこですか?

Q6

背景透過PNGから白版を自動生成してもらえますか?

Q7

洗濯耐久のテストはしていますか? 何回クリアですか?

当店(DTF PRINT WORKS JAPAN)の場合

上の7項目に、当店の答えをそのまま載せておきます。比較の1社に加えてください。

料金体系

A3判(297×420mm)シート単位。1〜5枚 ¥2,600/10〜29枚 ¥1,500/50〜99枚 ¥1,250(税込)、100枚以上は要相談

版代・初期費用

なし(版不要のDTF方式そのままの料金)

納期

通常3〜7営業日。午前中までの完全データ入稿で当日出荷に対応

送料

全国一律 ¥800(税込)。発送拠点は福島県会津若松市(東北・新潟へは輸送距離が短い立地)

データ入稿

PNG(背景透過)・AI・PSD・PDF。原寸350dpi以上推奨。RGBは当店でCMYK変換、背景透過PNGなら白版は自動生成

品質

洗濯50回以上のテストをクリア。CMYK+ホワイトインクで黒・濃色生地にもフルカラーを再現

注文形態

シートのみの出力・販売OK。ボディ手配込み・加工代行(OEM)にも対応

詳しい料金は料金表・他工法との比較、 圧着まで任せたい場合は加工代行・OEMをご覧ください。

よくある質問

Q. 「出力代行」と「プリント(加工)代行」の違いは何ですか?

A. 出力代行は、プリント済みのDTF転写シート(フィルム)だけを納品してもらい、生地への圧着はご自身の熱プレス機で行う方式です。プリント代行(加工代行)は、ウェアへの圧着や仕上げまでを委託する方式です。熱プレス機をお持ちならシートのみの仕入れが割安で、機材がなければ加工代行を選びます。

Q. DTFシートは1枚だけでも注文できますか?

A. 業者によりますが、DTFは版が不要な方式のため、1枚からの小ロットに対応する出力所が多くあります。当店(DTF PRINT WORKS JAPAN)もA3判1枚から承ります。最低ロットと、少量時の単価を事前に確認しましょう。

Q. 白版(ホワイトインクのデータ)は自分で作る必要がありますか?

A. 出力所によって「白版データの支給が必要」な場合と「自動生成してくれる」場合があります。背景透過のPNGを入稿すれば白版を自動生成してくれる業者なら、データ作成の手間が大きく減ります。当店は背景透過PNGからの白版自動生成に対応しています。

Q. 急ぎの案件はどこを確認すればよいですか?

A. 「即日・当日出荷の条件」を確認してください。多くの場合、締切時刻(例:午前中まで)と、完全データ入稿(修正不要の完成データ)が条件になります。あわせて、出荷後の輸送日数(発送拠点との距離)も納期に効きます。

Q. 遠方からでも発注できますか?

A. DTF出力代行は完全データ入稿・宅配便納品が基本のため、全国どこからでも発注できます。送料が一律か地域別か、発送拠点からの輸送日数を確認しておくと安心です。当店は全国一律送料¥800(税込)で、福島県会津若松市から全国へ発送しています。

納期・入稿データ・耐久性などの詳細はよくある質問(全14問)にまとめています。

7つの質問、当店にもぶつけてください

数量と希望納期をお送りいただければ、無料でお見積もりします。1枚のテスト注文も歓迎です。